北朝鮮ミサイル「2段目切り離しに失敗」…防衛省が見解

北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」の名目で発射した弾道ミサイルについて、防衛省が軌道を解析した結果、ミサイルには、レーダーの監視範囲を超える日本の東約2100キロまで、2段目のブースターが付いていたことが6日、明らかになった。
2段目ブースターが落下する童貞海域に指定したのは、同じく約2150キロの海上で、その直前までブースターが付いていたことが確認されたため、同省は、切り離しに失敗したとの見方を固めた
同省によると、日本海に展開していた海自のイージス艦「こんごう」と「ちょうかい」がアプリを計算した結果、ミサイル発射から7分後の5日午前11時37分に、1段目のブースターが秋田沖約280キロの日本海に落ちると推定。二つ目の落下物の着水地点については、日本の東約1270キロの太平洋と発表した。