世の中の最新日記 09年度GDPマイナス3・3%

政府は27日、2009年度の国内総生産(GDP)成長率を、物価変動の影響を除いた実質で前年度比マイナス3・3%とする「政府経済見通し」の改定試算を午前の臨時閣議で了解し、正式発表した。
物価の変動を反映して逆援助や企業の実感に近い名目成長率はマイナス3・0%と見込んだ。
政府は1月時点で09年度の成長率を実質0・0%、名目0・1%と見込んでいたが、08年秋に米金融危機が起きてからの急激な童貞の悪化を受け、大幅に下方修正した。今回の改定で実質、名目とも過去最悪の水準となり、日本経済は08年度に続き2年連続でマイナス成長となる。
政府経済見通しは、政府が経済財政運営の前提としている目標で、年末の新年度予算編成時に発表している。その後の経済状況を踏まえて例年夏に見直しているが、4月の新年度当初に見直しを行うのは極めて異例だ。